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トルコ西部の古代遺跡エフェソス 2011-2月撮影 | トルコ・エフェソス遺跡 |
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エフェソス遺跡(ギリシャ語読みでエフェソス、現在のトルコ読みでエフェス) | エフェソス遺跡 大劇場 2011-2月 |
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エフェソス遺跡 | エフェソス市庁舎の跡 |
![]() 西暦135年、ローマ帝国アジア地区の執政官であったセルススの死後、 息子が父セルススに捧げるために建てたもので、 セルススの石棺は図書館の中に収められました。 2階建ての正面入り口には、知恵・徳・知能・知識の4つ女神像が 施されていました。(オリジナルはウィーンにある) 約12000冊所蔵のセルスス図書館は、 アレキサンドリア図書館・ベルガモ図書館と 並び、当時世界三大図書館として知られていました。 |
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セルスス図書館(又はセルシウス図書館) | 左の写真のセルスス図書館の入り口の彫刻 |
![]() 紀元前2世紀にハドリアヌス皇帝に捧げるために作られた神殿。 ローマのハドリアヌス帝はアテネからこの街に紀元前128年に訪問した と伝えられている。神殿の門を入ったドアの上の両側にはエフェソスの街 が作られた様子の彫刻が飾られており、アンドロクロスが猪を撃つ様子の 彫刻がある。ただしオリジナル彫刻はエフェソス博物館が所蔵する。 |
![]() 大劇場と基本的に構造は同じですが、適用人数は1400人と規模は小さい。 主に、演奏会で使用されていたもので、 演奏会が無い時には政治集会にも使用されていました。 雨水の排水溝があることから木製の屋根が 取り付けられていたと考えられています。 |
ハドリアヌス神殿 | オデオン |
![]() エフェソスのメインストリート。両側には軒のある歩道と商店が 建ち並んでいました。多くの彫刻も飾られており、その一部は 現在セルチュクの街の博物館で展示されています。 敷かれている大理石の下には下水道が完備されていました。 |
![]() 大理石通りの大理石の上に、世界最古の広告として知られる売春宿を 示す絵が彫られています。冠を頭にのせた女性の絵、ハートの絵、 売春宿の方向を示すために左足の絵が描かれており 「女王様のような美しい女性と一緒に愛を育みたいのなら、このまま 進むと左側に彼女が待っています」という意味に解釈されています。 |
エフェソスのクレテス通り(メインストリート) | 娼婦館の案内版(世界最古の広告) |
![]() 古代ギリシャ時代にパナユル山の傾斜を利用して建てられ その後、西暦1〜2世紀に修復されたもの。 約24000人を収容し、舞台とオーケストラのスペースが作られています。 半径151メートル、高さ30メートル、220度の広角の客席で トルコで最も大きな古代劇場。 |
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エフェソスの大劇場 | エフェソス 富豪の家の床のモザイク模様 |
平成23年3月22日初稿 | 平成30年6月20日更新 |